第41章 平和な海遊びの翌日(息抜き劇場)
(昨晩、疲れて、先に寝ちゃったからかな?)
ハズレ。
こうして瑠璃は、夕刻、政宗が帰ってくるまで、不機嫌の理由を探して悩むこととなった。
夕刻。
「お帰りなさいませ、政宗様」
瑠璃に付けている女中の お夕 が玄関で出迎えてくれた。
「こちら、瑠璃様からです」
文を渡された。
「…『お面の後ろは なに面?』…?
なんだ、コレ…」
瑠璃から出された奇文、謎かけ。
部屋へと戻りながら考える。
「!…お子様か…嫌いじゃないけどな…」
笑いが込み上げる。
(後で覚悟しとけよ)