第41章 平和な海遊びの翌日(息抜き劇場)
海水浴を楽しんで帰った翌日。
「おはようございます」
朝、食事の席に着くが、
「……日焼けしたろ、痛くないか」
「やっぱり少し焼けましたよね。でも大丈夫です」
日に焼けはしたけど、痛いほどでも無いし、
楽しかった昨日を思い出して、瑠璃は笑う。
「…楽しかったみたいで何よりだ」
「はい」
いつもなら、楽しそうに話しを聞いて、
会話を続けてくれるのに、今朝の政宗は、
言葉を続けない。
(なんだかご機嫌斜めだわ…)
「「……」」
(機嫌が悪いって顔に書いてあるよ…)
正面に座る政宗をチラッと盗み見る。