第40章 平和な海遊び(息抜き劇場)
それに対して、いつもなら、
赤くなって恥ずかしがり、照れ隠しに怒るのに、今日に限ってはニッコニッコ している。
「おや、小娘、今日は怒らないのだな」
光秀が挑発しても怒らない。
「…で…瑠璃はなんで美弥の後ろに隠れようとしてるの?」
美弥に隠れようと、気持ち、
小さくなっている瑠璃を見留めて、
家康が不思議そうに問う。
「……えっ…と……」
「「?」」
「「「??」」」
「ジャジャーーン!」
美弥が瑠璃の前から飛び退く。
「見てぇーーっ、似合うでしょーーっ‼︎
キャァァァァーー〜ッ❤️❤️」
美弥、ひとり、大盛り上がり。