第40章 平和な海遊び(息抜き劇場)

「ところで、三成様はあちらの準備を
お手伝いならさなくて良いのですか？」
まだまだ夏の日差しの中、3人と瑠璃以外は美弥の指示の元、何やらせっせと準備をしている。

「手伝いたいところなのですが…行くと怒られるのです…」
まだ怒られてないのに、怒られたような三成。
「三成が手を出せば、せっかく出来上がっていたモノが全ておじゃんになる。
ここに座って見ているのが一番の手伝いだ」
信長が困り顔で説明する。

「だ、そうで……」
三成、更に しゅん…小さくなる。
「あっはははーっ。三成様らしーいっ」
瑠璃が破顔する。
「‼︎ ////」
赤くなって、口を開けて瑠璃を見ていた三成が、慌てて口元を、押さえ、顔を逸らした。

(かっ…可愛いデスっ)