第40章 平和な海遊び(息抜き劇場)
浜辺に日除けの天幕を張り、ゴザを敷いて、
酒を並べれば、浜辺の宴会場が出来上がった。
「もぉ、誰ですかっ。こんなにお酒持って来たの」
「「俺だ」」
「信長様も光秀さんも、お酒呑んで海に入ったらダメですよ!危ないですからね!」
「美弥、西瓜、冷やしておくぞ」
「ありがとう、秀吉さん。後でスイカ割りしましょうねー」
信長と光秀に口喧しくしていた所に、秀吉がやって来た。
「相変わらず、貴様はよく働くな」
「信長様…有難きお言葉」
(褒めてないと思うけど…)
瑠璃が信長を見ると、胡散臭そうに笑っている信長と目が合った。