• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第39章 安土凱旋帰還と平穏の日



外での瑠璃の姿。
声を上げ、城内でより遥かに表情豊かに話し、
屈託なく笑う瑠璃。
感情も声の抑揚も豊かな自然体の瑠璃。

(あんな風に笑って話せるんだな…初春みたいに)

秀吉は少しホッとしつつも、童女のような飾らない瑠璃をザワザワとした気持ちで見ていた。

感想は人それぞれで、
「光秀様と瑠璃様は本当に御兄妹のように仲良しですね!
光秀様の話術で瑠璃様の気も落ち着かれたようで、何よりですっ」
間違いではないが、何となくズレた感想を三成がニコニコと述べる。
「三成、お前は…本当に…」
家康が渋い顔をする。
「良い表情(かお)をするようになった。が、誰のお陰であろうな」
信長も振り返り、馬上で光秀とやり合っている瑠璃を意味深な言葉て揶揄った。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp