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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第38章 戦勝し戴天に近づく





「踏み止まれーっ」
「押し返せぇー!」
必死の抵抗戦。
東方の最中の決死の戦いは多くの血が流れ、
朝倉、織田、両軍入り乱れて、斬り合い刺し合い、奈落の煉獄の如く、凄絶酸鼻の光景か繰り広げられる。

血だるま で転がり、痛みにのたうち回り、
呻き喚く負傷兵。
一瞬にして絶命した狂悶の顔の兵。
首の無い骸。
黄泉の客となった死屍兵。

瑠璃が初めて目にしたあの日より、
もっと無秩序で無統制の悲惨な光景が
視界いっぱいに広がっている。



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