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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第38章 戦勝し戴天に近づく




「敵襲ーー!」
「なっ、なにっっ⁉︎」
意表を突かれた砦内は混乱騒然とする。
雨と風の音に、足音などは掻き消され、
全く気付かないうちに包囲されていた。
「数人を除いて、皆 殺しても構わん。討てぇーー!」
信長は緋い瞳を燃える程に輝かせ、馬上から指揮する。
「廻馬は逃亡者は追え!逃すでないぞ」
「はっっ」
「斬り込め!」
矢継ぎ早に指示が飛ぶ。


「ふっ、ふ、防げぇっ」
応戦一方の砦の守備は次々に撃ち殺されてゆく。
雨水に混ざった血は、地表を黒く覆い流れる。


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