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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第34章 戦雲立ち 戦火拡大



「光秀様、琵琶湖を…「びわこ?」」
光秀は瑠璃の言葉を復唱し、
地図上の指の先をみて、理解する。
「あぁ、近淡海(ちかつあわうみ)か。
お前の時代では びわこ と言うのだな」
「それで、琵琶湖の水上を通れますか?」
瑠璃はそう言って、安土城から他の支城へと琵琶湖の上を指で示す。

「…なるほど…」

安土城からでなくとも、湖周辺にあるどの城からでも、水上作戦は可能で、陸路で湖を迂回するよりも、水上を直線で結び、移動する方がはるかに速い。
「北側の港や水運権は信長様が握っているしな…」
そう言う事は、他軍が水上へ出るのを防ぐことができ、もし、出たとしても、水上では簡単に逃げることが出来ない。

「京から来るとして、陸路と水路どちらを使うと思いますか?」


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