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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第34章 戦雲立ち 戦火拡大




光秀は畿内から尾張の記された地図を広げていた。
陥落した城には朱墨で丸印がしてある。
「斥候の知らせでは、越前朝倉はこの戦と
将軍の行動を注視するに留まっていると。
お前ならどう見る」
「…………」
「浅井は手を出してくるだろう。そうすれば、
今は注視している朝倉も当然、手を取るだろうな…」
盃に口を付けながら、危機感のない様子で、
他人事のように地図を見る。

「京からこちらに向かって来られ、北側からも
進軍された場合、挟まれますね…」
「ならば、待ってるよりも、動いて行って先手を打つか」
「火は小さいうちの方が消し易いです。個別に消火しては?」
光秀の唇には邪笑。

と、そこへ…




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