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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第34章 戦雲立ち 戦火拡大



城内では連日、軍議が開かれている。

「なぁ〜帰っていいだろ?」
泣き事が漏れる。
もう何日も自宅、御殿に帰っていない。

(瑠璃に会いてぇな…)

完全に瑠璃切れ。

(帰って、補充して、眠りたい…)

そう思えば、軍議なんて頭に入って来ない。

「俺は細かい戦術は立てねーんだよ。
決まったら呼んでくれ」
政宗のように、戦は刀で斬り込むものだ と
言うタイプは、軍議は刀を振るうより疲れるのだ。
「だーめーだ」
しかし、秀吉は帰してくれない。

戦略詳細は軍の頭脳(ブレイン)三成と、
参謀 光秀が担っているのだが、光秀は単独で隠策して回る事が多く、大部分は、三成、秀吉が練り、信長が判断を下す。
そして、今も、既に、光秀の姿はここにはない。


「光秀のヤツ、ひとり 逃げやがって…。
俺も連れてけっての💢」
ボヤく政宗。


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