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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第32章 女神敬仰
皆が疑っていなくても拝賀の日からずっと
瑠璃を疑っていた。
正体が、見えなかった。
でも、それは疑うべきでなく、
嘆伏すべき所だったのだと、今 解った。
なぜなら、
女の姿であろうが、小姓の格好であろうが、
誰にも、何にも恐れず、怯まず、
正しいと思ったことは 正しい と、真っ直ぐに
意見していたからだ。
物言いや姿を変えても、拝賀当日から一貫して
変わらない姿勢。
強く鋭く、真っ直ぐに正しく。
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