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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第30章 花顔涙咲



「貴様は単純だからな」

からかわれているのか、諭されているのか、
信長はただ愉快そうに笑っているだけ。

(なんだってんだ……)

「我々が庇護する女だと見せしめる。
そうすれば手出しは出来まい」
「ありがとうございます……」
政宗が渋い顔で頭を下げた。

「……まぁ、瑠璃の本性を知れば、大概の男は、敵わない と尻込みして逃げだすだろうがな。
男よりも優秀な女だ。こちらもそれ相応に
優秀でなければ、扱いきれぬ」

高らかに笑う信長に、政宗は頭が上がらなかった。


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