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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第30章 花顔涙咲



大人の世界で育ってしまった、瑠璃の幼少期。
殺伐とした環境。
それらへの対応は、子供を大人にしてしまっていたのだ。

(カッコよくも、なんでもない)

虚しい、とは思ったが、悲しくも淋しくもなかった。

過ぎた事だ。
今更どうしようもない。
でも、いま、それを知ったなら、

(これからの事は、今からなんとかしていけば良い)

変えて行ける。

それを、この時代に来て知った。
教わった。

自分の意思で自分の自由がある事を
教わった。

だから、変わってゆけると思う。


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