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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第30章 花顔涙咲



(まあ、確かに、2人並んで歩くのも久しぶりだし、
無理もないか)

と思う政宗もまた、少しだけ擽ったい気持ちだ。

瑠璃はどうしても嬉しさを抑えきれないようで、
困りながらも上目遣いに輝く笑顔を政宗に向ける。
それを向けられては政宗も困るのに、瑠璃は知らない。

「…頼む…作り笑いに戻してくれ……」
口元を手で覆って、輝く笑顔から目を逸らした。

瑠璃のこんな嬉しそうな顔、
政宗も本当に久しぶりに見て、
心が騒いで落ち着かない。




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