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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第30章 花顔涙咲



部屋を出、御殿から出ても政宗は落ち着かない。

「………なんだよ…」
「何がですか?」
「その顔…」

鏡の中で作られた、あの美しい笑顔は一体何処へ行ってしまったのか、完全に素の笑顔が出てしまっている。

晴朗で上機嫌。

童女のような愛くるしい笑顔を浮かべている。
「…だって…///…」
なぜか照れる。
「久しぶりに、一緒に出掛けられるから…」

(デートみたいで嬉しいんだもん)

瑠璃の姿で手を繋いで歩く、ただそれだけなのに、
ドキドキして気恥ずかしくて、ウキウキするのだ。



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