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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第28章 鷹狩の蛇




「ーーー!ー…」

遠くに瑠璃の声だろう、微かに聞こえ、
また、静寂が訪れる。

聞こえるのは、自分が走らせる馬の蹄の音と、
早鐘を打つ心臓の音のみ。

(頼む!無事でいてくれっ)

政宗も祈る。

「瑠璃ーーっっ」
怪我をしていても、気を失っていても、何でもいい。
早く瑠璃の姿を確認したかった。





崖の端、ギリギリの処に座り込んでいる瑠璃の姿がある。
「瑠璃!瑠璃ーっ!」
大声で呼んだのに振り向かない。



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