第27章 褒寵賞玩(R18)
でも、政宗はきっと、「はしたない」なんて言わないで、
「俺好みの、やらしくていい女だ」って言うに違いない。
それも、嬉しそうに。
(そう考えただけでも、また、奥が、疼く…)
だから、私は、私の心と、身体の、反応するままでいればいいんだと思う。
(『どんな お前でも愛してやる』そう言ってくれた…)
大好きな政宗が、私の存在を肯定してくれているような気がする。
だから、こんな時くらい、素の私でいいんじゃないか…と最近 肩の力が抜けてきて、ようやく、少しそう思えるようになって来た。
そして、政宗も私を感じて、
私で、気持ち良くなって欲しいと思う。
私を求めて、気持ち良くなって、悦んで欲しい…
きっとそれが、私の政宗への独占欲だ。