第27章 褒寵賞玩(R18)
(どんな……)
強く優しい蒼い瞳が、揺るぎなく真っ直ぐ瑠璃を見る。
暫しの間、言葉なく政宗を見つめていた瑠璃が、愛おしそうにフンワリとした幼い笑顔を見せた。
「政宗…抱きしめて下さい……」
腕を伸ばして求めて来た瑠璃を、
政宗は片腕で優しく抱きしめ、指を絡める。
ちゅ、ちゅっ
絡めた手を口元へと導き、口付ける。
「今日はお前の好きなヤツ 全部してやる」
ちゅっっ、ちゅぅっ
絡めた瑠璃の指を解きながら、一本ずつ 口付ける。
ちゅ ぢゅっ ちゅぷっ…くちゅっ ぢゅっっ
口付けて、唇で喰んで、舌先で舐めて、
口内で舌を絡め刺激する。
「…ん、はっ…ん…疲れてるのに…んっ、
まだ…疲れさせる、気…っぁ…ですか?」
気持ち良さそうに目を細め、顔を赤らめ、欲情した表情で、政宗の顔と、その口に吸い込まれ、舌の絡まる自分の指を見る瑠璃。
甘い微笑を浮かべていながらも、どこか、
恨めしそうな言葉は照れ隠しだ。