第27章 褒寵賞玩(R18)
ちゅっっ ちゅぢゅっ 、ヂュルッ、ヂュッっ
「お前、今日…チュッッ、すっげぇ腹立てて…たのか?…横の 、的射るとは、痛快だった」
「ん…ふっっ、私の…ちゅっ…本来の…
ふぅん……実力、です…んん、チュッ」
怒っていたのでは無い、と言いたいのだろうか。
瑠璃の着物を緩めながら、口付け思う。
(どう見ても、雪女 だったぞ)
とは、もう、口に出して言わないけれど、政宗は苦笑する。
「こんな綺麗で、華奢な身体で、どうやってあんな力、発揮出来るんだ?」
着物を肌蹴て露わにした白く細い身体。
「あぁ、この身体に直接聞けばいいっか」
花でも愛でるかのように、政宗は瑠璃の身体を眺め、スルリッと肌を撫でる。
「ふふふっ」
擽ったくて、瑠璃は身を捩り、反転して背を向ける。
滑らかでシミ、傷ひとつ無い背中。
(柔らかい線だな)
胸から腰、腰から尻への丸みのある、
波のような曲線。