• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第20章 禁止令発動




「あの人はあれで、自主規制してるんだよ。
アンタが倒れた原因は政宗さんにもあるからね」
素っ気なく説明して立ち上がる。
(自主規制?……)

「じゃ、まだ安静にして外には出ないで。
冷気は良くないから外は駄目」
念を押して帰って行った。


そして、かれこれ2週間は過ぎただろうか
「さすがにもう、外出したり動いても良いんじゃありませんか?」
体調を見に来てくれている家康に瑠璃が問う。
「無理しない?」「しません」
「ちゃんと食べる?」「食べます」
「辛いことあったら言える?」
「う…言います…」
「もう少し 肉つけて。抱き心地悪そうだよ」
「抱いてみます?」
「〜〜ー…抱かないしっ」
むすーーっと瑠璃を見てから
「それ位 元気なら良いんじゃない」
ふっっ と優しい瞳で笑った。
(うわぁ………ギャップ萌えする人だな…)

「体調悪いなら次からは早目に休むか、
政宗さんにちゃんと言いなよ。
…また倒れたりして、手間かけさせないで」
そう言った家康の目は、「心配するでしょ」と言っているようだった。

/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp