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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第20章 禁止令発動



あの日帰り際に家康はもう一言、
「体力のない時に無茶すれば、他の病気にもなり兼ねません。
特に女の病です。政宗さんが節度(我慢)を持って下さい」
的確な忠告を残していっていたのだった。

熱が下がった瑠璃の体調を見に来た家康は、
瑠璃には、「外出禁止」 を言い渡していた。

瑠璃が倒れた事は皆知っていて、
「瑠璃様、退屈でしょうから、書物をお持ちいたしました」
熱が引いても外に出れないでいる瑠璃のところに、三成が見舞いに来ては、何冊も書物を置いて行く。
「三成様…書物はもう…」
さすがの瑠璃もこの時代の文字を
完璧に読めるわけではない。
読めないで置いてある本がどんどん高くなった。
それでも三成は
「漢詩の書です。一緒に読みましょう」
と言って一緒に読まされたりした。

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