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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第63章 (終章)笑桜舞う春




朝廷は園遊会を開く大金も惜しいはずなのに。
それに、公家達が自ら準備などしない、
するのは駆り出された一般の民だろう。

(誰も喜ばない花見や園遊会など、意味がない)

藤原邸の歌詠園遊会を開く時も、
手伝いに来てくれる生徒がてんてこ舞いで、
主催主の父母は悠々と挨拶をしているのを、
歯痒い気持ちと嫌悪の気持ちで見ていたのを瑠璃は思い出す。

(欺瞞傲慢で自己満足でしかないっ)

瑠璃は心の中で今は昔の事にギリギリと腹をたてた。



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