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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第63章 (終章)笑桜舞う春
(政宗さん、大人げありませんよ…
見て見ぬフリできないんですか…)
家康が呆れ顔でため息を吐く。
(見て見ぬフリ?アレをか?
出来てりゃこんなに苛々してねえよ!)
アレ…
瑠璃にピッタリと寄り添って、
盃を持っていない信長の腕は
瑠璃の腰をしっかりと抱いている。
しかも、わざと。
打掛けの下で抱いている。
だから、鈍い美弥は気付いてもいないのだ。
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