• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第60章 曠日持久の心苦




「……悪い……瑠璃…」
政宗が小さな声で謝る。

政宗が謝る理由がわからない。

(何を、謝るの?)



「…何度も諦めようと思った……。
お前は帰って来ないと、諦めれば楽になれると思った。
だから、俺は…お前を、
何度も諦めようと思った」

障子に透かした昼の陽に照らされていても、
政宗の横顏が憂い憔悴して見えた。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp