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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第59章 女神再臨




丸まっていた着物が立ちあがり、
庇うように頭から被られていた着物が
ゆっくりと、肩へと下ろされて行く。
横身は空を見上げて、花びらを掬おうと手を差し出している。

(幻覚か…?)

見間違うはずがない。


陽の下にいても、月の様に美しい女。
あの横顔も、後ろ姿だって絶対に見間違わない。

「……、……」
唇だけで名前を呼んだ。
政宗が駆け出す。
「瑠璃!」

残った者は目を見張り呆然としている。



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