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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第59章 女神再臨
「あれ?橋に、着物…」
三成が不思議そうに橋を見ている。
「三成、目も悪くなったのか」
「待て、家康。俺にも見えるぞ」
信長も目を瞬いている。
「今の風で飛んで来たんですかね?」
三成が首を傾げる。
(まさか…そんなこと…願ったけど…)
朱塗りの丸橋に丸まって落ちている着物が、
揺れる。
瑠璃は目を開けた。
(着地、成功…??)
しゃがんだまま、顔を上げると、
雪だった目の前に、花びらが舞っている。
ヒラリ、ヒラリと…
確認しようと被った着物を持ち上げる。
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