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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第58章 花雪の降る処
天皇に謁見し、内裏を出た信長一行。
「話が早くて助かりましたね」
「朝廷には金がない。こちらの申し出を断るはずがない」
将軍を追放し幕府が滅亡した今、
朝廷は信長の掌の上と言うわけだ。
信長は機嫌が良い。
「天気も良い、このまま帰るのも惜しいな。
天皇が初めて花見をしたと言われる場所にでも寄ってみようではないか」
美しければ 美弥を連れて
宴遊に来ても良いと思っていた。
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