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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第57章 新春来風の先




そっと欄干に背をもたれかけて、
新年の青い空を見上げた。

(政宗と、馬に乗ってたな…
寒くて厳しくて…でも楽しい旅だった…)

『……初東風吹いて 君と見やらふ』
と政宗が詠んで、2人で笑いあった。

(また、一緒に旅をしよう って思いあったのに…政宗……政宗……)


(もう…)
どんなに上を向いてみても、
下を向いてみても、
この場所では自分を取り戻せそうになかった。


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