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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第57章 新春来風の先




新春の青空を渡る鳥、それは政宗を求めて
羽ばたきたい自分自身と重ねた。
青い空は政宗と自由、渡り鳥は瑠璃。

永久に続く波の音は、越えられない時空。
声は届かないけれど、ずっと政宗を呼び続けたい想いを詠った。


何をどう詠んでも、恋の歌になり、
寂しさが滲んでしまう。
鳥と風雅はそれをなんとか隠せたと思った。
来賓客が、お世辞でも褒めてくれたが、
明るい気持ちで笑顔は作れなかった。




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