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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第57章 新春来風の先




既に、麻痺してしまっているんだ。
ここで必要なのは本当の私ではない。
上辺だけの作られた、美しく強い私だ。

(だから言ったのに)

私の心を乱さないで、
弱さを暴かないで欲しかった。
本当の私を見つけないで欲しかった。

(弱くて良いことなんて、ここには何もないんや…)

氷のような冷たい感情で、
そんな事を考えながら足を進める。


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