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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第54章 それぞれの流光



「ありがとうございます。嬉しい。
…でも、私には決まった人がいます」

(ごめんなさい)

眉を下げて悲しそうに笑って見せた。
愁さえも、培って来た麗笑に変える。

(私の心は隠す)

自分で自分を偽るために、必要なら嘘もつく。
今までもそうだった。

(今までの私に戻るだけや)

「家の為、私は自由な恋愛は出来ないんです。
申し訳ありません」
敢えて丁寧に謝る。


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