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《イケメン戦国》未来から来たお姫様
第50章 追懐秋天(R18)
今では瑠璃は、政宗の側で、日向ぼっこする子猫みたいに、警戒心も疑心もすっかり消解している。
安心しきった様子、政宗への絶対的信頼感だ。
そんな瑠璃を政宗は慈幸の柔らかな眼差しで見つめた。
「なぁ、瑠璃。
この時代に留まったこと、
この1年、後悔したことなかったか?」
瑠璃がこの時代に残り、政宗と生きたいと告白した時、それを受け入れたのに、今でもやはり、政宗は、どこか蟠(わだかま)っていた。
が、瑠璃は、
「ありません」
キッパリと否定した。
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