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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後




それからまた数日して。

政宗が出かけている間を見計らったのか、
それとも偶然か。
光秀がやって来た。

「体調はどうだ」
「最近 静かなので…
光秀様こそ、今日はお酒も持たず、どうなさったの?」
柳眉をひそめて見せる。

大体 瑠璃の処に来るときは、
酒を持ってくるか、開口一番、
「余興をしろ」と言う。
なのに、今日はどれもない。

「今日は後でな…」
瑠璃が揶揄っても神妙な声でそう答えただけだった。


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