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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後



(お前は…優しく深慮深い)

でもそれは、

(我慢してるんじゃないか?)

と思い、小さな溜息をつく。


まぁ、それでも、俺の事を思ってそう言ってくれていることも汲んで、気を取り直そうと、
ちょっと、揶揄ってみる。
「女の時のお前は、生温いんじゃねえのか?」

(誰にも責言責罵しない。お前も基本優しいんだよ)

「さぁ、どうでしょうか。
私を生温いと言う政宗の方が生温いんじゃありませんか?フフフ…」
口元を着物で隠して、目を細めて、麗冷と笑う。


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