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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第47章 (終章) 煙の消えた後




政宗は再び、瑠璃の部屋を訪れていた。

「瑠璃、朝飯喰うか?」
笑かければ
「ご飯…ほんま、久しぶりみたいやわぁ…
最後にご飯食べたん、いつやったかな」
泣いた後の赤い目をして笑う。

(無理に笑うなよ…)

「俺は、お前の京訛りも、お前の声を聴くのも久しぶりだ」
攫われて見つけ出すまで、長いようで短かった。救出までにそれ程時間はかかっていなかったが、
見つけ出しても、大麻の影響で長らく瑠璃は、
瑠璃ではなかった。
だから、久しぶりだ。

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