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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第46章 狂地からの救出




ズグズグと疼き痛む肩、ズキズキする身体中……
虚だった瞳の焦点が合う。

(…いたい…痛い…なん…で……)

上には蛙男の図体。
身体にのしかかる重みは
大好きな人のモノではなかった。

(……さ…ね、じゃ……ない…ぃ…い…)

「いっっ…いっやあああ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁぁぁーーーっ‼︎」
耳をつん裂くほど、激しい悲鳴を上げる。
今、出せる声の限り。
振り絞る。

(政宗、じゃない、誰かが…上に…居るっ!
イ、ヤ、やっ‼︎ イヤや、嫌や!)

握った左手を無意識に、更に強く強く握る。



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