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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第45章 煙に隠れた人探し




瑠璃は意識を失いながら思った。

(…政宗……私は…政宗のや……政宗以外に…
誰に…も……)

混濁してゆく意識の中で、
愛おしい人を思った。

(政宗…待ってる…会いたい…なぁ…
…政宗……生きて……会えるやろ…か……)

このまま、嬲り殺されるかもしれない。
けれど、大好きな人を待って、
会いたいと思えば、涙が溢れた。


瑠璃は久しぶりに自分の正しい思考を、
ほんの束の間、取り戻しながら、意識を手放した。


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