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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第45章 煙に隠れた人探し



殴られ、蹴られ、
美しかった顔を腫れあがらせ、
口からも鼻からも血を流し、
泣きながら転がる瑠璃を、
さも、満足そうに醜い蛙男が見下ろす。

「ほぉーら、もっと苦痛を味わえぇ、泣けぇーー!」
ブチッ
右肩の関節部にも刀を突き立てられ、
食い込み、皮膚が裂ける音がした。

「い"っひゃあ"あ"ぁぁーー…ぁぁ…うゔぅ……っ」
いくら阿呆煙草、大麻を吸わされていても、
この痛みには敵わず、悲鳴を上げて
白目を剥いて、気を失いかける。

そんな瑠璃に、
バシャッッ
水がかけられ、目を覚まされる。

「まだまだだっ。我らの信長への怨みはこんな物ではない💢」
血走った怨嫌 甚だしい眼を瑠璃に向け、
蛙男は醜悪な狂気に歪んだ笑みを唇に浮かべる。


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