• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第44章 煙に霞む屋敷廓




そう思っても、すぐに頭に霞がかかった様になって集中出来なくなり、そしてまた、頭の中が騒がしくなる。

「っぁっ…っぅ〜…」
「くっふふふ
お前もここで、オオアサの虜になり、廃人となるが良い」
腹立たしいほど見下される。

「オオアサ…」
言われて、ここの女の様子と原因と、
香と一緒に煙るような匂いの正体が見えた。

(オオ…アサ……大、麻……‼︎)

大麻、マリファナ、それは現在の日本では
栽培も売買も禁止されているが、
昔から自然に自生しているもの。


瑠璃は身震いした。

命が助かっても、精神を大麻に蝕まれ、
自分は自分では無くなるかもしれない、
と 知識として知っているからだ。

(逃げておけば良かった……
今からでも、逃げる方法を考えな………)


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp