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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第44章 煙に霞む屋敷廓



(もう越前には着いているはずだ…
……瑠璃…無事でいるか?…)

今にでも独り 駆け出して、闇雲にでも探して、
探して、探し出したくて堪らなかった。

(女を捕まえてただ 投獄しておくなんてあり得ねぇ。
絶対、傷付けられるに決まってる…ツッッ…)


1番考えたくない 最悪の事が頭から離れない。
消す事が出来ない。
瑠璃が傷だらけで辱められる姿。

その一抹の不安は大きく強くなる。
その募る焦りを、手綱を強く握りしめて耐えるしかなかった。


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