• テキストサイズ

《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第44章 煙に霞む屋敷廓



「ほぉ、そんなこと、いつ誰に言われたのだ」
信長が関心して興味を示した。
「この間、皆が戦に出た時、瑠璃さんに…
あんまりにも、平然としてるから、
心配とか不安はないの? って聞いたらーー

『不安になったから、心配したからって、
何が変わりますか?
余計、不安にさせるだけです。
思いは伝染するんですよ。
だから、大丈夫って信じて強くいることです』

って、言われた。
私が不安がることで、相手も不安にさせるんだって教わったのに…ごめんね」
すまなそうに、また 美弥が笑って

(そうだ、瑠璃さんなら大丈夫、絶対、大丈夫っ)

美弥の瞳が強い輝きを取り戻した。


/ 1530ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp