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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第44章 煙に霞む屋敷廓




「長旅、ご苦労だったな。
お前が「信長の女」か」

(この人が……)

「信長の女」を探して所望した本人だ。

近づいて来る。

「噂通り、美人だな。だが…
ワシはな、信長も、美人も大嫌い、だっ」
「ゔっ…ぐっっ……」
いきなり、首に手をかけられ、息を奪われた。
「ゴッホッッ…はぁ、はぁ…」
絞められた手はすぐに離され、顔を覗き込まれる。


瑠璃は、この屋敷の主人、
自分を攫った張本人である目の前の男を、
怒りと威嚇の眼で涙を溜めたまま、睨みつける。


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