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《イケメン戦国》未来から来たお姫様

第44章 煙に霞む屋敷廓



「旦那さん」
裏口の方から声をかけられ見れば、
瑠璃を連れ去って来た男が立っていた。
「おお、着いたか。
ご苦労だった。礼だ、受け取れ」
下間が手を出させば、頭を下げて男が大金を受け取った。

男達は瑠璃を攫って連れて来るように、
雇われただけだった。

港で逃げようとして、首を絞められ、
意識の無いまま、瑠璃はまた手足を縛られ、
口を塞がれ、高級な輿に乗せられていた。

何処かの姫様が下間氏を訪問するかを装って。

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