【JOJO・アヴドゥル夢※R18】先生と一緒に【現パロ】
第1章 これは事故だ
「ん……ぁ……ぅ」
その声がアヴドゥルの耳に聞こえた時、急に現実に引き戻され、ハッとなった。
「(私は何を…………!?)」
すぐに顔から手を離したが、また姫の体がぐっと近寄った。
「先生……ここ…………」
「ッ……え………………っ!?」
彼女は跪き、彼の股間部分に顔を寄せる。
「ほら……」
ベルト下がパンパンになっていて、目視で股間部分が隆起しているのが分かった。黒いスラックスがはち切れそうだった。「これでは外に出られませんよね」と言う姫は、一旦離れて、研究室の扉の鍵を閉めた。
恥ずかしさで真っ赤になったアヴドゥルは「何が目的だ……?」
「えっと……」頬を紅潮させ、彼女はまた戻ってきた。
「成績か? 単位か? 金か?」
思いつく限りを言ったが、彼女は首を横に振った。
また彼の足元に跪き、彼の太ももに手を添えて上目遣いに。「アヴドゥル先生……かな?」
「は……!?」
彼女はおずおずと彼のベルトに手をかけ始める。口では「やめろ」と言ってるアヴドゥルだったが、体が言う事を聞かない。本当にやめてほしかったら、こんな女の子くらい突き飛ばして追い出せるというのに。
そして、彼女の手つきにまた疑問を感じた。
「ええと…………あれ?」
何度もベルトをガチャガチャといじっているが、何とも不慣れな様子なのだろう。
「(最近の子は、こういうの慣れっこなんだろう……?)」
一向にベルトが外せず、手や腕が何度も彼のモノに当たっていた。なんとも言えない感覚に、また大きさを変える。
それに気付いた姫は、彼を見上げ「えへへ」と笑った。…………おちょくられている。彼はそう思った。そう思った瞬間、頭の中でプチッと何かがキレた。