• テキストサイズ

【JOJO・アヴドゥル夢※R18】先生と一緒に【現パロ】

第7章 ワイルド過ぎます


また、先生に視線を戻すと、浮雲朝露の勢いでふらりふらりと揺れるアヴドゥル先生が。一体全体どうしたというのか。
酔っ払っていることは一目瞭然だったため、私は「部屋にベッドあるんで休んでください」と声をかけて、先生の体をなんとか支えながら部屋へ案内した。
ワンルームで良かったと思う。部屋に入ればベッドはすぐそこだ。

「ここですよ、横になってください」

アヴドゥル先生の体がベッドに倒れ込む。シングルベッドが凄い音を立てた。そしてとてもベッドが小さく見える……。
苦しげに呻き声を上げる先生が言った。「み、水ぅ……」
「水ですね!」

私は買い置きしてるペットボトルのミネラルウォーターを冷蔵庫から引っ張り出し、彼に渡した。……先生は受け取ると、体を少し起こして、それを一気に飲み干す。口元から水を零しながら上下に動く喉仏が、艶めかしく見える。
……しばらくすると落ち着いてきたようだけれど、据わった目は依然変わらない。

「姫」
急に名前を呼ばれて、心臓が跳ね上がった。
「っ……はい……」
先生は、こちらを見ながら布団をボスボス叩いた。おずおずと近寄ると、物凄い勢いで引っ張られてベッドに押し倒されてしまった。

「きゃっ!」と思わず声を上げる。
シングルベッドの狭い空間に、先生と私はいる。
ギシ……と音を立てて上から見下ろす先生の眼光から全く目が離せない。ドキドキする暇も与えられず、突然深い口付けをされた。

「っ! んんぅ……!?」
ギュッと瞑ってしまった目を開けると、しっかり目を開けてこちらを見てる先生の目が……。また、私は目をぎゅうと瞑る。
鼻に届く、強いお酒の匂い。それは、私の唇がこじ開けられた時により強く感じた。
頭がクラクラしてくる。
/ 55ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp