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【JOJO,アヴドゥル夢】短編集

第3章 【アヴドゥル】もしかして私たち入れ替わってる!?


意外と自分で触っても変な気にはならないんだな。…………って! おい! 私は何をしている!!?
頭を抱え、体を逆くの字に曲げた。
トイレの時といい、ド変態ではないか。だが、体の汗臭さが気になってしまい、次は風呂に向かってしまっていた。
体はだ。目を瞑って見ないようにしながらは大変苦労した。
出会った頃より長くなった髪の毛は洗いにくいし、ブラジャーは……何とか外せたが、入浴後は付け方は分からず、放置した……。
こんなのモハメド・アヴドゥルのキャラじゃあない!!





「ハァ!? 風呂に入った!? バカ! 変態!」
ビリビリと電話口から野太い声が響く。
だ。「まぁ、目を瞑って入ったんならいいけどさぁー 」
「いいのかよ」
私は思わず突っ込んだ。
今は、お互いの部屋から電話で作戦会議中だ。
ジョースターさんが、何も無い今こそ休息をと言ったが、今まさにスタンド使いの攻撃を受けてしまっていることを言えないとは……歯がゆい。スタンド使いが他の一行を襲う前に、明日早朝、2人で探して倒そうと約束をした。
……電話を切った直後、また、けたたましく電話が鳴った。ではなかった。

「、ワシだ」
ジョースターさんだ。
「今夜はいいのか? 体調はどうだ」
私はビクリと体を硬直させた。
「(……ッ! やはりとジョースターさんは何やら危険な関係なのか!?)」

あまり人の恋路は詮索したくはないが、ジョースターさんは妻帯者だ。この命をかけた旅に、不埒な関係を絡ませたくはない。だが、私の勘違いかもしれない。

「体調は楽になりました。今からでもいいですか?」
言ってしまって口調が私のままだったからハッとなってしまったが、ジョースターさんは「……構わんよ」と言って、電話が切れた。

「(ジョースターさんとは2人になるなと言われたが、……どういう関係なのか、ハッキリさせてもらおうか!)」

私は意を決して部屋を出た。
普段、が持ち歩いているバッグを持って。のお気に入りで、いつも手離さない大切な手提げバックだ。
パンダのイラストがプリントされている。これを持ってないと違和感あるくらいだもんな。
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