第20章 こちらアラシノ引越センターの…②
もういっぱいカウパー出てるし、なんだか潤に触られて感じる快感がすごすぎて体に力が入ってないし。
俺が嫌がってないのは、バレバレで。
もう、潤にはわかってしまっているんだろうけど。
「ふふ…かしこまりました…精一杯、努めさせていただきます」
もっと余裕綽々に潤は笑って。
おもむろに俺のアレを。
咥えた
「ちょっ…」
がぶりと飲み込むように一気に喉奥に入れられて、思わず放出しそうになった。
「ああっ…待てっ…潤っ…」
上目遣いに俺のこと見てる目は、面白がってるわけじゃない。
むしろ真剣に、俺のこと気持ちよくしようって。
そういうのが伝わってくる目で。
「くそっ…もうっ…」
ベッドのシーツを、中の布団ごと握ってないと耐えられない。
「もおっ離せよっ…出ちまう!はうっ…」
我慢できず少し出てしまったかもしれない。
乱暴に起き上がると、潤の髪を掴んだ。
「なんで俺は幼馴染にチンコ咥えられてんだよっ!?」
もう訳がわからなくなって、錯乱してしまった。
「落ち着け、翔」
べろりと唾液まみれの唇を舐めると、潤はベッドに座った。
「気持ちよくしろって言ったの、おまえだろ」
「うう…」
そうだけど、そうだけどよお…
「気持ちよくなかったの?」
「良かったよ!」
いいに決まってんだろ!
あんな勢いで咥えてくれる女なんて、今までいなかったっつーの!