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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第18章 こちら、アラシノ引越センター!


日々の業務を淡々とこなして、社員になって数年。

毎日が同じようで、小さな変化の連続なのだと…
最近思うようになった。

「二宮、配車表の更新した?」
「今やっています。一ヶ月分、確定しておきますね。5分後にチェックお願いします」
「ありがとう。おまえ北島より仕事早いよ」
「いえ、僕決められた仕事しかしてないんで。北島さんより仕事量が少ないだけです」
「む…そうか」

珍しく、副支社長の武蔵さんが諭されている。

「二宮…お主、なかなかやるな」
「お褒めに預かり恐悦至極」
「よき部下を持って、しあわせじゃ」
「お褒めに預かりキョウエツ…」
「……もしかして殿ごっこ飽きた?」
「今、入力してるんで話しかけないでください」
「む…すまなかった」

徳川支社長までやり込められる始末。

「潤…だから言ったろ?殿ごっこは俺だけにしとけ?」
「嫌だ!」
「こら!わがまま言うんじゃありません!」
「おまえだって、母ちゃんごっこしてんじゃねえよ!」

こどもか、こども。

「おつかれさまー!」

昼近くに午前の現場から帰ってきたチームが事務所に入ってきた。

「稲葉さん、お疲れ様です」
「ニノちゃんおつー!次の現場は、朝の通りでいいの?」
「それが児島さんとこの現場が押してまして…変更になるかも」
「ぜんぜんいいよ?今日はかざまぽんとだから仕事捗っちゃってさ!」
「稲葉さんが一人で張り切りすぎるからでしょ…」

二宮くんが呆れたように言うと、風間くんが大きく頷いた。

「なんとか言ってやってよ、ニノ」
「北島さんみたいに腰、やっちゃいますよ?」
「もお!脅すなよ!」

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