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ヘブンズシュガーⅢ【気象系BL小説】

第18章 こちら、アラシノ引越センター!



「お電話ありがとうございます!アラシノ引越センター、受付担当の野瀬でございます!」


今日もいつものように見積もり依頼のお電話が鳴り響く事務所。
そして朝と夕方にやってきては女子高生のようにかしましく騒いで帰っていく作業員たち。
それを慣れた様子で右に左に捌く二宮くん。

そう、二宮くん。
事務所に入って二ヶ月経つ。

その日の仕事のスケジュールを決めたり、人員の配置を決めたりする、引越屋の要である配車業務を担当している。

本来の担当である北島さんが長年の腰痛を悪化させてしまって、手術とリハビリのため長期休暇を取っている。
結構大掛かりな手術になってしまったようだ。
何も言えね(棒読み)。

本当は他の支社から応援呼んでも良かったんだけど、閑散期でもあったし西川班長の推薦もあったから、急遽アルバイトから契約社員に格上げして担当してもらってる。

求職期間のつなぎのアルバイトだと聞いていたから、なんだか申し訳ない気もしているが、彼も昨年からいろいろあったようだからちょっとの期間、落ち着いた生活がしたいと言っていた。

それに、ここのバイトは楽しいんだって。

なので契約社員に格上げして、しばらく仕事を北島さんの代理でしてもらうことになったのだ。


「お電話でのお見積りのご希望ですね?少々お待ちくださいませ」
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